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2018.08.07

犬島「家プロジェクト」を訪ねて

MGMリゾート・インターナショナルのジム・ムーレン会長と一緒に、6月に瀬戸内海を探索する旅に出かけました。ジムは現在、国際観光分野で日本が更に発展するうえで、そして日本文化の粋を日本国内で、また海外に広めていくうえで、MGMリゾーツがどのように貢献できるかを見極めようと努力しています。そのため私たちはこの美しい国をくまなく旅しているのですが、その一環として今回は、日本有数の雄大な景観を持つ内海で、東は大阪から西は九州まで広がる瀬戸内海を旅しました。



早朝の新幹線に乗って岡山駅で下車したのち、車で宝伝港という小さなフェリー港に向かい、フェリーで広々とした内海を横切って「犬島」という名前の島につきました。朝方は曇っていましたが、すぐに空は晴れ渡りました。犬島の精錬所美術館はかつて大きなコミュニティに支えられた銅精錬工場でした。今では、より小さな集落となり、その中に「家プロジェクト」が展開されています。これは、世界的に著名な建築家である妹島和世氏によるものですが、まさに瞠目すべき、進化する芸術の最先端ともいうべき作品群でした。妹島氏と西沢立衛氏による建築家ユニット「SANAA」は、2010年に世界で最も権威ある国際建築賞のプリツカー賞を受賞しています。訪問した日、妹島さんご本人が案内役を買って出てくださいました。



犬島は、伝統的な生活様式を保ちつつ、島の歴史を土台とした健全な経済発展を成し遂げ、かつ現代美術の最先端を切り開く犬島「家プロジェクト」を共存させるという、そのものが言うなればひとつのプロジェクトのような存在です。犬島を訪問中、私たちはノースカロライナ大学と東洋大学の建築学生のグループをお見掛けしました。みなさん、妹島和世建築設計事務所が犬島で取り組んでいる「ランドスケープワークショップ」に参加しにきていました。瀬戸内海に浮かぶ直島と豊島とともに、犬島は公益財団法人 福武財団が展開している「ベネッセアートサイト直島」の一環として現代美術に関わる様々な活動を行っています。ジムは特に、この場所が新しいものと古いものの両方を理解する貴重な場所になった背景として、既存の建築物群がどのように保存されているのか、そしてそれらが現代美術を展示するためにどのように改築されたのかという点に、特に魅せられたようでした。



私たちは、妹島氏と専任チームが福武財団とともに地域住民や岡山市と緊密に協力し、島のコミュニティの要望に沿いながらこれからの暮らし、観光のサスティナブルな方法を模索していることについて、深く感銘を受けました。地元住民と言葉を交わし、皆さんそれぞれのお話を聞く機会を得たことは、特に有意義でした。旅のしめくくりは、豊島です。ジムにとって豊島への旅は、瀬戸内海の言葉に尽くせない美を瞼に焼き付けるものとなったようです。日本には、瀬戸内海だけではなく、海外からの観光客が忘れられない最上の体験を得ることのできる場所が全国にあります。海外の旅人にとって日本は、新たな発見が尽きることのない魅力的な場所です。犬島を訪れることがおありでしたら、日本MGMリゾーツのFacebookかTwitterアカウント@mgmjapanまでぜひ感想をお寄せください。



日本MGMリゾーツ社長 ジェイソン・ハイランド


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